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森のタヌキ

 落葉が進み光が広がる森の中で、ふかふかの冬毛をまとったエゾタヌキのつがいと出合った。繁殖期以外は、共に行動することが多い彼らは、いつ見ても仲良く一定の距離を保ちながら移動している。パートナーが少し離れると立ち止まり、甘えた声を発してコミュニケーションをとる。この日も微笑ましいひと時に触れることができたが、間もなく倒木が続く山の斜面を足早に上り消えていった。

 よく似た環境に棲むキタキツネとはまたひと味違う彼らの生態を、もっと深く観察したいと思っているが、まだ断片的な行動しか確認できていない。エゾタヌキの1年を追うことができれば、まだまだ興味深い発見があるだろう。
 
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