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ミヤマハンノキの実を食べるシマリス

 大雪山の山腹にハイマツやダケカンバとともにミヤマハンノキが群生する林がある。林の陰でシマリスがあわただしく青々とした種皮をむいて種を頬張っていた。今季はこの一帯のハイマツの実が不作で、栄養価の高い食料の確保に追われているようだ。この季節にハイマツの実を採食しているはずのホシガラスやギンザンマシコの姿が少ないように感じる。山は秋の気配が日増しに近づいているが、小動物の貯食活動はこれから本番になりそうだ。

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