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雪晴れの朝 エゾシカ

 息をのむほどの美しい景色にも、命のドラマが密やかに繰り広げられている。1日で40センチほどの雪が降り積もった山域で、エゾシカの一群が痩せ尾根で立ち尽くしていた。しばらくの時間、行き先に戸惑っていた彼らを、オジロワシやオオワシが上空から鋭い眼差しを注ぎ、力尽きる命を待っている。

 
命の物語は、連綿と繰り広げられ、静かに幕を閉じていく。
 
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