シマリスがエゾヤマザクラの種を頬袋いっぱいにすると、林床の巣穴に次々と運び込んでいく。早くも冬支度をしているようだ。
この巣穴は、6月の冷え込んだ朝に、次々と枯れ葉を運んでいた場所だ。当初、気温が6度まで冷え込んだ朝だったので、防寒のために用意していると考えていたが、実はもう今冬の準備をしていたのです。ほんとうに、気が早いですね。
種子を10回ほど巣穴に運ぶと、その都度枯れ葉を2~3度持ち込んでいます。その行動を数日間続けていました。巣穴の中を覗き込みたい思いになりますが、想像のみにしておきます。観察を続けると、巣穴を複数ヵ所利用しているのがわかります。冬のはじまりまで、定期的に観察を続けたいと考えています。