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森の美しいハンター エゾクロテン

 この冬も広範囲を移動しながらいくつもの森林に入り、エゾクロテンの痕跡をたどって探し歩いた。多くの時間と労力をずいぶんかけたが、彼らの生態の一片が垣間見れただけで、その行動パターンをイメージするには、まだまだ観察データが少なすぎる。

 クロテンは夜行性で主に樹上で生活しており、気まぐれで神出鬼没の彼らと自然界で出合う機会は本当に少なく、今後も根気強くフィールドに通い続けるほかに良い手段は見当たらない。

 それでも、どうにか今冬は彼らの世界に近づいている実感が少しずつ湧きはじめ、ようやくスタート地点に立った心境だ。この夏も継続して彼らの棲む森に通い続けることになるだろう。
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