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光あふれる秋の森

 朝の気温は0度近くまで冷え込み、薄氷が張るほど寒さが強まっている。山裾を覆う森は、日一日と落葉が進み林床に光が広がりはじめた。鳥たちの鳴き声が少なくなるなか、遠くからクマゲラの声が聞こえてくる。

 今季はミズナラのドングリが全道的に不作だと言われているが、ヒグマはしっかりと数少ないドングリのありかを見つけ食べているのが糞の内容物からわかる。

この秋は森の恵みも少なく、川を遡上するサケマスの姿も数えるほど、脂肪を蓄えなければならない彼らにとって厳しい冬になるだろう。
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