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クマゲラの子育て

 森の奥で子育てをするクマゲラの親子に出合った。クマゲラの親は、ヒナに餌を運ぶ時にドラミングや甲高い鳴き声を発することか多い。だが、この森の親鳥は比較的静かに現れ、ドラミングをヒナの巣立ちまで1度も聞くことがなかった。これまで、数多くのクマゲラの育雛を観察してきたが、ドラミングをしない親鳥を見たのは初めての経験だった。鳥たちの子育てひとつに関しても、それぞれに個性があり、興味深い。

 巣立ちまでの1週間、早朝から夕方までブラインドに隠れ、モニターを見ながらリモート撮影をしていたが、1度だけ沢筋から大きなオスグマが現れた。繁殖期のため興奮している様子だったが、先に彼のほうが僕の存在を察して、迂回してくれた。

身を潜めて撮影するスタイルは、ヒグマの生息する森では危険がともなっていると再認識する遭遇となった。
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