コチドリのヒナは、孵化から1時間ほどで羽毛が乾き歩きはじめた。行動範囲は徐々に広がり、半日も経てば巣から半径10メートルほどを移動し、虫などをついばんでいる。寒さのせいなのか、それとも危険を察知したのか5分もしなうちに、駆け足で親の羽の中に潜りこんだ。親が子にエサを与えることはなく、たどたどしい足取りで自ら採食する姿は、もう立派な冒険者だ。ゴルフボールほどの小さなヒナは、倒れた野花の茎を越えるのも大きな障害で一苦労の様子。3羽のヒナは親鳥の愛情をたくさん受けて、たくましく成長しています。
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