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つかの間の出会い キタキツネ

 エゾハルゼミの声が溢れる林道で昼食をとっていると、2匹のキタキツネの子が突然現れ、戯れはじめた。僕の姿に気づくと、大急ぎで林業の古い廃材置き場に身を隠した。好奇心が旺盛な1匹は、すぐに顔を出して、こちらをじっと見つめている。この場所は人の出入りがほとんどない深山の僻地なので、おそらく彼らは人を初めて見たのだろう。
 
 ほんの10分ほどの対面だったが、何気無いつかの間のこんな出会いが心に潤いをもたらせてくれる。
 
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