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厳寒の朝 タンチョウ

今朝も気温が氷点下21度まで下がり連日厳寒の朝を迎えています。
氷点下20℃の世界 ダイヤモンドダスト

ようやくこの時期らしい寒さになってきました。この数日、
厳冬のはじまり オオハクチョウ

この数日氷点下15度前後 まで冷え込む朝を迎え、ようやく冬らしい寒さになってきました。
いのちの連鎖 オオワシ

12月の中旬に入り、河川の中流域を遡上するシロザの姿もめっきり
小春日和 オオワシ

越冬のためにロシアから渡ってきたオオワシやオジロワシが河川を
暖冬 エゾシカ

近年、暖冬が続いていますが、今冬ほど温かく、
ドキュメンタリー映画「GUNDA / グンダ」のご紹介
先日、ドキュメンタリー映画
「GUNDA/グンダ」
を拝見し、
銀世界 オオワシ

強い北西の風がもたらせた雪雲が、
ヒグマとの時間

動物や鳥たちの澄んだ瞳はどれも美しく魅力的で、
冬の足音

いま知床は、季節が足踏みしている様子です。
河畔林のオオワシ

知床の河畔林に越冬のため渡ってきたオオワシの姿を場所によって
不思議な出合い エゾシカ

近年、知床でエゾシカを目にする事が少なくなり、
羅臼岳とクマタカ

晩秋から初冬へと移ろう知床の森で、この数日、
夏鳥の旅立ち イカル

多くの夏鳥が南へと旅立つなか、
知床の森 エゾシカ

早朝、知床の森にすこし足を踏み入れると、
ヒグマの森

いま知床の森のなかで、
林床は黄色い絨毯 ヒグマ

知床の森はイタヤカエデやカツラ等の黄葉が樹冠を美しく彩ってい
知床峠のダケカンバ

昨日、今季初めてオオワシの姿を確認しました。青空のなか、
秋の恵み コクワ(サルナシ)

阿寒から知床の森へと移動して来ました。
初雪 雀

今朝、阿寒の森で初雪を迎えました。
冬支度 シマリス

大雪山の頂に初雪が降り、山の動物たちも冬の備えに忙しそうです。シマリスが真っ赤になったウラジロナナカマドの果実を、丁寧に果肉だけを剥いて口一杯に頬張っていました。この山域に生息するシマリスは、10月下旬には長い長い冬眠に入ることでしょう。
冬鳥

この数日、
夜明けの樹海

まだ夜に包まれた大雪山の麓で、
錦秋水面 大雪山

いま大雪山の山裾を染める秋色を求めて広範囲を移動しています。日一日と色濃くなる山肌を染める錦秋に心ときめかせ、新たな風景との出合いを探しています。森の奥からは、繁殖期を迎えた雄鹿の鳴き声を多く耳にするようになってきました。季節は一歩ずつ冬へと近づき、美しい秋も終わりに近づいています。毎年名残惜しく過ぎてゆく季節に、あと何度出合えるのだろうか。そんなことを考えると、すこしの寂しさと焦りが入り交じった感情が体の内から芽生えてきます。
錦秋 大雪山

今季の紅葉は、
有終の美

大雪山の山麓も氷点下まで気温が下がり初霜がおりました。
山裾へ 大雪山の紅葉

大雪山の紅葉のピークは、稜線から
山裾へと勢い良く駆け下りてきました。
雲海の朝 大雪山

東の空から星が一つ、また一つと消えはじめると、
初雪の気配 大雪山

大雪山は早くも初雪の気配を感じるほど、気温が下がっています。
大雪山の紅葉

この夏続いた日照りの影響もあり、
エクリプス(夏羽) オシドリ

鬱蒼とした森の中の小さな湖沼で、
夕凪 アオサギ

夕暮れ近くの湖沼に、
しずかな朝

朝の美しい光景に出合いました。早朝の柔らかい光は、
早くも冬支度 ナキウサギ

10年以上前に良く通った、
湖沼のハンター ミサゴ

毎年、
まだ、このミサゴは仔育て真最中のようです。捕らえた魚は、毎回、同じ方角の山深い場所へと運んでいきます。
イチイ(オンコ)の果実 エゾリス

北海道はお盆が過ぎると、もう秋だと言われていますが、
この果実を目当てにやって来るのは、
清流のハンター ヤマセミ

台風10号から変わった温帯低気圧が、
森の恵み タモギダケ

待ちに待った雨の翌日の森のなかで、沢を跨いだ倒木に黄色いキノコが顔を出していま
針葉樹の森で クマゲラ (幼鳥)

記録的な猛暑が続いている北の森ですが、
ネムロコウホネの咲く湖沼 タンチョウ

原生林に囲まれた静かな湖沼で、
一羽の幼鳥を連れたタンチョウの
日照り オオルリ(メス)

依然として北の森は日照りと酷暑が続き、
優しい囀り ウソ

「フィーフィー、フィー」口笛のように何とも優しい歌声が、
夏山へ ギンザンマシコ

早朝、
猛暑日 エゾユキウサギ

北海道各地で日照りが続き、農家さんは作物の生育に頭を抱えています。
夏、まっ盛り キビタキ

いよいよ北の森にも本格的な夏がやってきました。連日、30℃ほどの暑さが続き、午後になるともくもくと積雲が湧いてきます。
動物や鳥たちの仔育てのシ-ズンも終わりに近づき、
雨上がりの森 ミドリシジミ

早朝の雨上がりの森ほど清々しい気持ちにさせてくれるものはあり
エゾシカの親仔

この数日、森の中でエゾモモンガの仔が穴から顔を覗かせるのを、
しずかな旅立ち ヤマゲラ

この森に移動してきた目的は、クマゲラの仔育ての撮影でしたが、
山裾の森へ エゾライチョウ

エゾフクロウの森を離れ、
つながるいのち エゾフクロウとアカハラ

約一月にわたってエゾフクロウの親仔の観察を続けてきましたが、
緑深まる森 シジュウカラ

森の緑が深まるにつれ、虫たちも多く飛び交うようになりました。
エゾハルゼミの鳴く森で エゾフクロウ

森は樹冠を覆うように葉が茂り、
森が育むいのち エゾフクロウ

今朝は、まだ暗い3時前にセンダイムシクイの囀ずりで目を覚ましました。鳥たちの囀ずりひとつにも、季節の変化を感じる事が出来ます。
SONY「a Universe」に記事が掲載されています
Sony a Universeに
「a 7SⅢで捉える野生動物の世界」
、4K動画と写真とともに記事が公開されています。
初夏 ツツドリ

「ポッポッ、ポッポッ・・・」
いのちの攻防 エゾフクロウ

この森のエゾフクロウの雌雄は、
新緑のなかで エゾフクロウ

雨露を纏ったみずみずしい新緑のなか、
新しい森の仲間 エゾフクロウ

北の森は朝から雨が降っています。昨日、
真昼の狩り エゾフクロウ

先日出合ったエゾフクロウの森を再び訪れると、
原生林

何度訪れても、惚れ惚れしてしまう森を歩いています。
色づく森 エゾオオサクラソウ

いま北の森は、小さな草花が一斉に咲きはじめています。
萌ゆる森 エゾフクロウ

昨日から冷たい雨が、降り続いています。
仲良し兄妹 タンチョウ

タンチョウのひな鳥2羽は、
誕生 タンチョウ

南からの心地好い風が止めどなく吹いています。今朝8時52分、
間もない旅立ち タンチョウ

前回紹介したタンチョウの一番仔が誕生した後、
春の雪 ミズバショウ

朝からゴルフボールほどの牡丹雪が降っています。
春風 キタキツネ

この数日、
水芭蕉が見頃を迎えた森のなかで キタキツネ

水芭蕉が見頃を迎えた森の中でキタキツネと出合いました。
ヒグマの気配 エゾユキウサギ

ダケカンバの森でようやくエゾユキウサギに出合えました。僕を長い間待っていてくれたかのように微動だにせず、じっと此方を見つめています。春の締まった雪でウサギの足跡が残らず、勘だけを頼りに一時間ほど歩いた森の奥での遭遇です。足跡を辿って5~6時間歩いても簡単に出合えないのに本当に不思議なものです。その他にも、もう何時どこでばったり出合ってもおかしくないヒグマの気配に神経を尖らせ歩いていた事も功を奏したのかもしれません。
今季は諦めかけていたウサギとの出合いに、幸福感と安堵が入り混じった何とも言えない感情が内から込み上げてきました。
移りゆく時のなかで トラツグミ(夏鳥)

季節は、時の流れの一瞬でしかありません。解氷した水辺の表情は刻一刻と変わり、そこにとどまってなどくれません。冬鳥が一羽、また一羽と旅立つと翌日には夏鳥が渡ってきます。そんな移りゆく時のなかに、木々が揺れる森のなかに、繰り返す雨音のなかに空気のように僕を優しく包み込む仲間が何時もいることに、ふと気づかされます。
はじめて見る世界 エゾリス

まだ雪深い山の斜面を登下降しながらエゾユキウサギを追って歩いてい
薄暮の森 エゾフクロウ

名残惜しい冬の景色に誘われ、
シベリアへの旅 コハクチョウ

この冬の道北エリアは積雪が多く湖沼の解氷が遅れていましたが、
多様な生命の営み エゾモモンガ

この森のエゾモモンガにもようやく春がやってきたようです。
「春の森 Forest in spring」フォトギャラリーを更新しました

やわらかい春の風と陽光が雪解けを進め、いま北の
日一日と春に向かって ミソサザイ

数日前から数羽のミソサザイがテリトリーを回りながら絶え間なく
小さな春 福寿草

森の中を歩いていると足下に一輪の福寿草が美しい花を開かせていました。福寿草を探し歩いていたわけではありませんが、タイミング良く出合うことが出来ました。辺りの林床を見回しても今咲いているのはこの一輪だけです。毎年この花を見るともう春だな、と細やかな幸せを感じます。雪解けが進むと同時に、張り詰めていた冬の間の緊張感が少しずつ動物や鳥の行動から、そして自分の内面から解かれていくのを感じます。もうすぐ、待望の春がやって来ます。
春の陽気に誘われて エゾモモンガ

21日(日)の雪で真っ白になった北の森ですが、
春の嵐 キタキツネ

夜中から降りだした雪が、
やわらかい春の日差し ハシブトガラス

まだ植物が芽吹くまで少し早い北の森ですが、
もう少し キタキツネ

キタキツネが雪原を足早に移動し小動物を探しています。今季、
北帰行 オオハクチョウ

日一日と陽光が強まり、北海道にも春の足音が近づいています。北海道東部の湖沼に繁殖のために北へ帰るオオハクチョウが、羽を休めに次々と集まっています。繁殖地のシベリアまで、長い長い旅がまだ始まったばかりです。しばらくの間、この地で休息をとって北へと旅立ちます。
夜明けの闘い エゾユキウサギの足跡

すっかり春めいてきた平地の森は、
雪から雨、霧氷から雨氷へ

昨日の朝、暗雲に覆われた山へ車を走らせました。
つながる生命 オジロワシ

毎年、雪解けが進むこの時期になると長い冬の厳しさで体力を失い、力尽きる動物たちの姿を目にします。この日もキタキツネとエゾシカの変わり果てた姿を続けざまに見ました。それを目当てにカラスやキツネ、海鷲が集まっています。写真のオジロワシ(右下)はこの地域をテリトリーとし繁殖をしている個体です。もう間もなくすると産卵をし、新しい生命を育みます。ひとつの生命の死は、新しい生命のはじまりです。全ての生命はつながりをもって息づいています。
雨氷の森 エゾシカ

森の全てが雨氷に覆われ、森は宝石のようにキラキラと輝いています。一夜にして魔法にかけられたかのような森のなかへと、誘い込まれるように森の奥、奥へと入って行きます。時間のことなど忘れて夢中になって動物たちを探し続けました。この森のどれもが美しいのですが、五感で感じる以上のものを映像で伝えることは難しいと歩きながら薄々感じていました。この先、こんな光景にあと何度出合えるのでしょうか、自然の神秘さに感動し、改めて畏敬の念を抱く一日でした。
雨氷 オジロワシ

一昨日の雨が美しい自然の光景をもたらせてくれました。
また、雪の日に タンチョウ

吹雪や大雪予報の前日は、
不漁とともに オジロワシ

昨年の秋鮭漁や今季の氷下待ち網漁の不漁もあって道東の海鷲の数が明らかに少ないように感じます。例年だと風蓮湖の漁場周辺の氷上が海鷲の黒で一色に染まるのですが、今季はその光景が見られません。近年、不漁が続く北海道の海ですが、それに伴って動物や鳥たちの動向も変化しているように感じます。
「情熱大陸」ご視聴ありがとうございました
皆様、「情熱大陸」を御視聴いただき有り難うございました。
小雪舞う森のなかで エゾシカ

小雪舞う森に入って間もなく、
春の気配 オジロワシ

先日の大型の低気圧が暴風雨をもたらせ、風蓮湖は季節外れの解氷が進んでいます。
「エゾシカ Hokkaido Sika Deer」フォトギャラリーを更新しました

2010年の初夏、お腹の大きさがひときわ目立つエゾシカに出合いました。森の中から出てきたこの母鹿は、とてもつらそうに横になったり立ち上がったりと落ち着きがありません。そのあわただしい様子から出産が間近であることを直感しました。母鹿の警戒しない距離までそっと近づき、じっとその瞬間が来るのを待つことにしました。2時間ほど経った頃でしょうか、太陽は西へと傾き、斜光が降り注いでいます。苦しそうな母鹿が力をふりしぼって立ち上がった瞬間、胎盤とともに草原に新しい生命が産み落とされました。産み落とされた瞬間、仔鹿は全く微動だにしませんでしたが、必死になめる母鹿に応え、息を吹き返すように動き始めました。やがて仔鹿はよろめきながら立ち上がり必死にお乳を探し飲み始めました。太陽がオホーツク海に沈み暗くなり始めると、仔鹿は母鹿の後を追って、おぼつかない足取りで森へと密やかに消えて行きました。
今まで動物の出産に立ち会ったのは、このエゾシカの親仔だけです。もう10年ほど前の事ですが、知床を訪れる度に今も鮮明に当時の感動がよみがえってきます。そんな生命溢れていた知床が、今は懐かしく思えます。
「情熱大陸」に出演します
2月21日(日)23時放送予定の毎日放送 「情熱大陸」 に出演します。これまで自ら発信することがなかったフィールドワークやライフスタイル、動物や野鳥を撮影するまでのプロセスを臨場感溢れる映像とともにお伝えできると思いますので、是非ご覧ください。
大切な時間 エゾモモンガ

日没後にアカゲラが掘ったと思われる巣穴からエゾモモンガが顔を見せてくれました。これまで何度も巣穴から顔を出す瞬間を見つめてきましたが、何度その瞬間に出合ってもときめく気持ちは変わりありません。この日はこの巣穴から4匹が次々と顔を見せてくれました。巣穴に入っているのかどうか、自分の直感を信じ一人待ち続ける時間も大切な時間だと感じています。
夕暮れの森 エゾモモンガ

写真はエゾモモンガのお決まりの可愛らしいポーズですが、
再会 ハクトウワシ

昨年に続いて、今年もハクトウワシと出合うことができました。
「EZO RED FOX」フォトギャラリーを更新しました

これまで山の頂から海沿いまで多様な環境でたくましく生きるキタキツネの姿を撮影してきました。あらゆる環境に順応し、優れた5感で狩りをするキタキツネは、僕にとって魅力的な野生動物のひとつです。季節を問わず豊かな表情を見せてくれるキタキツネですが、特に仔育ての時期は思いもよらないドラマティックな生命の物語を見せてくれます。母と仔、これほどまでの強い絆で結ばれていることに何時も感慨深い思いにさせられ胸が熱くなります。そんな彼らの生きる姿を、すこしでも想像していただけたら幸いです。 「EZO RED FOX」
思いがけない出合い サンピラー

深い雪が積もる森のなかで3日間エゾユキウサギの足跡を辿り探し
極寒に生きる 雀

僕にとって、雀もカラスも大切な被写体です。
粉雪舞うなかで 花鶏(アトリ)

粉雪が舞うなか、花鶏(アトリ)
降雪のあと エゾリス

北の森は強い寒気が弱まり寒さがやわらいでいます。
吹雪のなか エゾフクロウ

未明から慌ただしく除雪車が行き交う町を抜けて、
毛嵐(けあらし) タンチョウ

気温は氷点下23度、今季最も冷え込んだ朝を迎えました。
新年のご挨拶

昨年はコロナで始まり、