Field Note

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カワセミの越冬

 気嵐が漂う氷点下23度の朝、 モノクロームの世界に一羽のカワセミが飛来し、 美しい翡翠色を添えてくれました。極寒で無機質だった世界が、 小さな命の存在でそれまでとは違う温もりのある景色に感じられま す。南国色の濃い体長15センチほどの小さな命が、 何時からこの土地で越冬を始めたのかは判りませんが、 過酷な環境に負けず力強く命を繋げ生きています。 この極寒地で初めて越冬したカワセミに畏敬の念を抱き、 なぜこの地で越冬する事を選択したのか不思議な思いが膨らみ、その理由を想像していまし た。

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