氷点下20度まで冷え込んだ朝、 霧氷を纏った木々に朝陽が差し込み、 美しい朝の表情を見せてくれました。 そんな風景の中に一羽のアオサギが、 じっと体を丸めて寒さを耐え凌いでいます。本来、 道内で繁殖するアオサギは越冬のために本州以南へと南下するので すが、 近年道内で越冬をする個体が少しずつ増えてきているように思いま す。ただこの日も、写真に写る横枝で多くの時間を過ごし、 時折結氷が進む湖沼の水辺に降り立ちますが、 採食行動は見られません。まだまだこの先も厳寒が続きます。 この寒さに負けず、どうか命を繋いで欲しいと願うばかりです。